Profile

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澤村精四郎(2代目)

(屋号:紀伊国屋 定紋:笹竜胆)
1978年生まれ。
9歳より、劇団東俳や音羽グループに所属し、子役として舞台や映像作品に出演する。
12歳より、世家真流家元・世家真ますみに師事、日本舞踊を学ぶ。
1988年7月、歌舞伎座『義経千本桜』にて、子狐役で初舞台を踏む。
1995年3月、歌舞伎役者になることを決意、澤村藤十郎に入門する。
1995年5月、金丸座 こんぴら歌舞伎『廓文章』にて、吉田屋若い者役で「澤村國矢」を名乗る。
2009年、尾上松也率いる歌舞伎自主公演「挑む」の立ち上げに参加。以後正式メンバーとして毎公演出演。
2010年2月、歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』にて、若い者千吉役で名題昇進。
2012年、第十八回日本俳優協会賞奨励賞を受賞。
2018年、重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。
数々の歌舞伎公演の舞台をつとめ、立役から女形まで幅広く活躍。
確かな実力で、目が離せない若手歌舞伎役者の一人である。

2019年8月、京都南座 超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』にて、敵役・青龍の精役(本公演)と、主役・佐藤忠信役(リミテッドバージョン)に抜擢される。 超歌舞伎の立役者・中村獅童による大抜擢もさることながら、そのエネルギッシュな熱演は歌舞伎ファンのみならず多くの観客の心を掴んだ。
そして、その南座公演の評価を得て、
2020年、第二十一回日本俳優協会賞本賞を受賞。
2024年12月、歌舞伎座『あらしのよるに』にて、狼ばりい役で、師匠 澤村藤十郎の芸養子となり、二代目澤村精四郎を襲名し、幹部昇進。

そのほか、得意の日本舞踊を活かし、日本舞踊宗家藤間流宗家・八世藤間勘十郎による演出・振付舞台に国内外問わず多数参加。
近年では、映画やCMなどの映像分野にも活躍の場を広げている。


〈映画〉
2006年 『大奥』
2020年 『影と呼ばれた男たち』


〈CM〉
2020年 ニベア花王 『8×4 MEN ロールオン』(2020年~継続中) CM
2020年 NTTドコモ 『KABUKI NECK DANCE』 Web動画

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